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Voice 2026年3月号
Voice 2026年3月号
偽りの平和国家・日本
税込価格
880円(本体価格800円)
発売日
2026年2月6日

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Highlights

読みどころ

日本ほど治安がよく、安心して暮らせる国はない――。わが国では、かねてよりそうした「神話」が語られてきました。現に各種指標を見ても、日本は上位にランクインしており、訪日外国人も実感をもってそんな感想を口にします。それが日本という国が誇るべき魅力や強みであるのは事実ですが、一方で、とくに近年、私たちの身の回りにさまざまな危機が忍び寄っていることから目を逸らしてはいけません。時の首相が襲われたように、テロの危険性は存在しますし、一部からは日本は「スパイ天国」であると指摘されています。また、日本の技術や土地も、懸念国から狙われています。サイバー攻撃を仕掛けられる企業は後を絶たず、認知戦の脅威も日に日に増しています。このように、日本社会に潜む危険を挙げれば枚挙に暇がなく、私たちは、これらの問題一つひとつに向き合わなければなりません。元内閣危機管理監・元警視総監の米村敏朗氏と、日本の危機管理研究の第一人者である福田充氏の対談や、宮坂直史氏などの論考を通じて、「平和国家・日本」を取り戻すために何が求められているのかを多角的に考えます。
第2特集は「野党の存在意義」です。2026年1月に立憲民主党と公明党が合流して新党「中道改革連合」を結成しましたが、そもそも野党に求められる役割や価値とは何かについて、ドイツ、イギリス、シンガポールの事例もふまえて考えます。そのほか、巻頭には滝田洋一氏による片山さつき財務大臣の独占インタビューを掲載。また、赤根智子ICC(国際刑事裁判所)所長のインタビューも掲載しています。

Contents

目次

  • 特集1:偽りの平和国家・日本 「オールハザード」に克つ危機管理 米村敏朗&福田 充
  • 特集1:偽りの平和国家・日本 「新しいテロ」を防ぐために必要なこと 宮坂直史
  • 特集1:偽りの平和国家・日本 国家情報局とスパイ防止法がなぜ必要か 小谷 賢
  • 特集1:偽りの平和国家・日本 企業を脅かすサイバー攻撃リスクの増大 大澤 淳
  • 特集1:偽りの平和国家・日本 SNS上で仕掛けられる「認知戦」の恐怖 イタイ・ヨナト
  • 特集1:偽りの平和国家・日本 政府は在外邦人を守れるのか―「台湾有事」の抑止と対処 武田康裕
  • 特集1:偽りの平和国家・日本 政治教育を欠く社会の危うさ 近藤孝弘
  • 特集1:偽りの平和国家・日本 懸念国に狙われている「技術」と「土地」 横尾洋一
  • 特集2:野党の存在意義 日本政治における野党の現在地 境家史郎
  • 特集2:野党の存在意義 野党の変化とドイツ政治の不安定化 安井宏樹
  • 特集2:野党の存在意義 英国政治が示す政権交代への備え 高安健将
  • 特集2:野党の存在意義 シンガポールに見る「一党支配」の限界 田村慶子
  • 日本人よ、健やかであれ―高市政権と描くべき国家像 先崎彰容
  • 「国民政党」として不動の党に 森山 裕
  • 逆行する世界で「法の支配」を守る 赤根智子
  • 「戦後ゼロ」の時代に戦中派から学ぶもの 與那覇 潤&前田啓介
  • 巻頭インタビュー 「積極財政」は22世紀の日本への責任 片山さつき
  • 【新時代ビジョン研究会】 能登地震の復興、進まぬ理由―富山県氷見市・高岡市 西嶋伸一
  • 国連憲章の潜在的リスクと日本外交の死角 神余隆博
  • 議論すべきは「問題のない外国人」への政策 海老原 嗣生
  • 依存とは「意思の弱さ」ではない 松本俊彦
  • 令和の事業家 新しい結婚のスタイル「理念式」が支持される理由 岸本裕子
  • 著者に聞く 音声だから「長いコンテンツ」を届けられる 野村高文
  • ニッポン新潮流〈現代社会〉 「改革の担い手」としての維新の正念場 西田亮介
  • ニッポン新潮流〈教育企業〉 「しあわせ」研究のいま―個人主義的な幸福論に異議あり 勅使川原 真衣
  • ニッポン新潮流〈都市文化〉 「令和の列島改造論」の行方 藤村龍至
  • ニッポン新潮流〈現代思想〉 韓国発の若者読書文化「TEXT HIP」 谷川嘉浩
  • 地域から日本を動かす〈47〉 震災の記憶を「つむぐ」 結城豊弘
  • 歴史家の書棚〈68〉 宮下規久朗『戦争の美術史』 奈良岡 聰智
  • 巻頭言〈24〉 「戦略的曖昧さ」の行方 冨田浩司
  • 文明之虚説〈99〉 人生100年時代 渡辺利夫
  • 大学生が見つけたしあわせ〈2〉 夕暮れどきの江ノ島海岸
  • 昭和ユートピア〈3〉 十一屋肉店 写真・文/平山 雄
  • 令和の撫子〈82〉 井口 恵 株式会社Kanatta代表取締役社長 撮影/吉田和本
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